義歯(入れ歯)が、こわれた
まず 壊れた入れ歯が、2~3年以上 使用しているものであれば、歯ぐきのやせ(顎堤吸収)と 義歯床材の劣化が
考えられますので、新しく作り直しを、考えてください。
また入れ歯が、壊れたなくても、義歯床のピンクの色が変色があれば、新製をおすすめします。
修理の方法は、当院では、3通りの直しかたがあります。
1.一般的な直しかた
しばらくお待ちくだされば、30分ほどで 応急修理しますが、義歯自体劣化等がなければ、そのまま使えますが、2年以上使用された義歯の場合 修理した部位と他の床の粘りがないためその義歯を長期の使用に問題がでます。でも この方法が、一般的な修理法です。
当院は、通常常温硬化ではなく、加圧下に置くことでより丈夫な修理をおこなっています。
簡易加圧重合機
加圧時間40~50度
重合時間5~15分
利点 すぐにとり出す事ができ,急ぎの修理の場合のみ使用
欠点 温度変化が激しくかつ加圧を維持できない.
2.当院だけの特別な修理
半日か、4~5時間お待ちになりますが、ドイツのイボクラ社の最新加圧重合機を用いた
修理であれば、完全な修理が出来ます。ただ義歯の劣化した義歯の場合それなりの修理です。
200V
2~6気圧下 30~60分
加圧持続重合機
ドイツ イボクラ社
3.換床法
(人工歯とバネ以外のピンクの床材を全部新品にする方法)
本来は、新製のほうが、預かりもなく、すべてに最良の治療法なのですが、中には
義歯への愛着があり 義歯をそのまま使いたいとか、以前 高いお金かけて作成した
義歯で新しく出来ないなどの理由がある場合 症例によりますが、2~3日お預かりする
事で 歯以外は新品にすることが、できます。